11月1日蠍座新月の話

11月1日、蠍座で新月が起こります。蠍座にいる水星は魚座の海王星とトラインを結ぶため、心が揺さぶられるような体験を切望する気持ちと、深まっているいく思いが混ざり合うことでしょう。目には見えない世界を探究し、それを賛称し愛でるのに最高の時間です。

この日には、少し動きを止め、心落ち着けるような時間を設けてみましょう。自分の中からどのような感覚が湧き起こってくるのかを感じることができるはずです。

この新月とその後数日は、空ではアスペクトが忙しく形成されていきます。11月2日には、先ほど上げた水星と海王星のトラインに蟹座の火星が加わり、グランドトラインとなりますが、海王星と水星とセクスタイルを作っている冥王星がそこに加わり、カイトを作ります。

同日に水星は、すでに金星が位置している射手座へと移動をしますが、その金星は3日には双子座の木星とオポジションとなり、牡羊座のカイロンとトラインを作ります。

蟹座の火星と山羊座の冥王星は正確なオポジションを形成しますが、どちらもそれぞれの星座の最後の度数付近にいます。11月4日には火星が獅子座へと移動をし、太陽は魚座の土星と正確なトラインを結びます。

火星と冥王星から生まれる緊張感は力を渇望させ、時に強迫観念に取り憑かれたような行動を取らせるため、判断能力を見誤ってしまう人も出てくるかもしれません。

決断を焦ったり、熱狂の中で判断を下してしまったことについては、後々余波が及ぶこともあるでしょう。中には力づくで自らの正しさを推し進めようとことに囚われてしまうことがあるかもしれません。

「note」メンバーシップで鑑定事例連載中

noteメンバーシップで鑑定事例連載中 巷の事件事故、話題を良い悪い関係なく「note」のメンバーシップにて連載しています。これまで本サイトにて鑑定事例を書き留めていま…

起こりやすいこと

11月1日の蠍座新月と、魚座の海王星と調和する水星の影響により、心の奥に潜む深い思いや直感が活発になる日です。見えない世界や内面の探究に意識が向きやすく、感情や精神が揺さぶられる体験を求めるかもしれません。

また、11月2日から続く星の動きによって、集中力や意志が強まる一方で、力や成果を強く求める気持ちが高まりがちです。自身の理想や目標を追求する意識が強まりやすく、周りへの働きかけが熱を帯びる可能性があります。

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注意すること

火星と冥王星の影響による緊張感や焦りから、勢い任せに決断したり、行動が激しくなりすぎないように注意が必要です。強い意思が湧きやすい時期ですが、これを冷静にコントロールすることが大切です。

無理に力を示したり、強引に物事を推し進めると周囲との摩擦を生む恐れがあります。また、思い込みや極端な考え方に囚われないように気をつけましょう。冷静に、慎重に行動し、感情に流されずに自分を客観視する時間を持つことで、ポジティブな展開へとつなげられます。