全惑星順行|2025年4月13日〜5月5日
全惑星順行期間とは?
「全惑星順行期間」とは、天体の中に逆行している惑星が一つもない、非常にエネルギーがスムーズに流れる期間のことを指します。すべての惑星が“前に進む”エネルギーを放っており、物事が順調に運びやすいとされるタイミングです。
実はこの期間、毎年起きていますので、珍しい現象というわけではありません。ただし、今回のように1年に2回起きることは少しレアかもしれません。
全惑星順行期間:2025年4月13日〜5月5日
前回の全惑星順行期間は、2025年2月24日から3月2日まででした。今回の期間は少しだけ長く、4月13日から5月5日まで続きます。
ただし、大事なのは“体感”の違いです。前回は火星逆行の終了と金星逆行の開始に挟まれた、非常にパーソナルな影響を持つ順行期間でした。そのため、「一気に前に進もう!」というような瞬発力のあるエネルギーが強く働いていたのです。
今回の順行期間はというと、金星逆行の終了から始まり、冥王星逆行の開始で終わります。冥王星は社会や集合意識など、より大きな視点に関わる惑星です。つまり今回は「個人の目線を離れ、社会的・全体的な視野を持つ」ことがテーマになります。
特に冥王星が逆行を始めるのは、水瓶座。この星座が示すのは「俯瞰」「客観視」「広い視野」。だからこそ今回の全惑星順行期間は、「自分中心の視点を少し脇に置いて、世界全体を俯瞰する」ことが大切に。
今回のように冥王星が水瓶座で逆行する前の時期には、個人的な感情や立場にとらわれすぎず、「もうひとつ高い次元」から、自分や社会の流れを冷静に見つめ直すこと。思い込みや固定観念から自由になり、新しい考え方や方向性に気づくことができるでしょう。
順行期間にやっておくべきこと
2025年4月13日から5月5日の全惑星順行期間に意識したいことをまとめてみました。
- 自分中心の視点を一旦手放す
- 社会全体や集団の動きに目を向ける
- 口を挟まずは丁寧に聞いてみる
- 感情に流されず、冷静に俯瞰で物事を見る
この順行期間のあと、5月5日から冥王星が水瓶座で逆行を開始します。これによって、私たちの視野や価値観がさらに大きく揺さぶられていくことになるでしょう。その前に、自分の意識の方向を整えておくと、今後がよりスムーズになります。