アリス|帰らざる日々
歌詞が暗くて陰気臭い曲が大嫌いでした。ラジオを聴いていて流れる歌の歌詞の中にそういったフレーズがあるとラジオ局を変えたりしていました。
小学生から以後、学生時代はフォーク全盛期。タイミング良く、イギリスのバンドが日本でも大流行で洋楽にシフト。そんな時期を過ぎて、自身も酸いも甘いもかみ分けられるようになって改めて聞き直すと、どれもこれも、こんなに良い曲だったんだと気付かされました。
最近、過去のポプコン(ヤマハポピュラーソングコンテスト)動画を見て良き時代の掘り起こしみたいなことを脳内でやっています。
さておき
残念な話題ですが、アリスのリーダー 谷村新司氏が逝去されました。その昔、毎日放送ラジオ番組のヤンタン(ヤングタウン)金曜日を担当していて夜中に勉強しながら聞いてました。
アリスの曲でも「帰らざる日々」が心に残っていて、曲を聞くと当時、田舎のお祭りの出し物に楽曲で使われていた「帰らざる日々」の歌詞「バイバイバイ~」の部分が脳内リプレイ。
思い出は置いておいて
私自身は、過去の清算(相手や自分の脳内や心の中で、相手や自分を消していく)として前向きに捉えたのですが、人によっては女性の「自殺」「余命された状況」という風に捉える人もいます。
色々と調べてみたら、元々はもっと辛辣な歌詞だったそうですが、ご本人は「悲しい曲と思えばそうなるし、楽しいと思うならそうなる」と言っていたそうです。
とにかく、短い歌詞で聞く者に歌の情景を浮かばせられる素晴しい曲です。
合掌。