チコタン|不運な女の子の唄
クラスメイトの女子が大好きな男子が、喜んだり、悩んだり、悲しんだりする中で最期は、女の子がダンプに轢かれて死んでしまう。
1960年代の曲で合唱曲とか。学生時代は大阪暮らしだったのですが、正直、この曲の存在を全く知りませんでした。生徒数は爆発的に多いわりに、何かに力を注ぐ学校ではなかった事もあるのかと。学校で歌わされた経験のある人達はトラウマらしいですね。
高度成長期も後半、市街地が整備されていく過程の中で同じように成長していったので、交通事故で亡くなった同級生や、親が職場の事故で亡くなったりと色々と見聞きしてきましたから、この曲の内容は、確かにそういう時代ではあったなぁと。
自身の親からは、「仲が良かった○○ちゃん、車に轢かれたの覚えてる?」って4歳児の頃の思い出話をさせられてもなぁと思いつつ、同じように生きてきて、4歳で人生を終わってしまう子もいれば、中学時代の同級生は自殺。なんとか生きながらえてる私もいる。この差っていったいなんだろうって。
「やはり運ですか?」
なんでもかんでも運で片付けられるのもなんだかなと。 だけど、鑑定家業の中で今思えば、そういう要因はあったのだと実感するようになりました。