死役所|死んだら何処へ行く?まずは役所へどうぞ
久しぶりにテレビドラマで食いついた番組を書き留めてみます。
「死役所」というドラマですが、1話目の最初に出てきた女性が役所でうろたえる場面から引き込まれました。その役所というのも普段の役所とは違う雰囲気。死んだ人が最初に訪れる場所が「死役所」です。
死んでみないと判らないことをあたかも本当のように見間違える雰囲気も面白く、役所の人たちや訪れる人たちの人間模様なども興味を持って見られました。
誰でも何時かは死ぬわけですが、死んだ理由を役所で再度、嫌でも見つめ直さなければならない。
役所の場面では、現世とリンクされていないのも「当然といえば当然」です。リンクされたら逆に「お分かり頂けただろうか」あたりのホラー系ドラマになってしまいそうですから。
劇中の自然死、自殺、他殺・・・。
考えさせられる場面もいくつかあり、久しぶりに見応えのある番組でした。
死んだ先の世界は、いずれ間違えなく迎えるワケですから急いで見に行かなくても、ドンとこい!で、忘れるノリでいたら良いんじゃないかなと思います。
占星術で200年近く続いた時代が終わり、昨年末から新しい流れの時代に変わったことを知らずに亡くなっていった方々が多い中で、この世の中にいられるのは奇跡じゃないかと思うわけです。
どう変わっていくのか?「死んでたまるか!時代の変わり目、見て体験して変わっていこう」じゃないかなと。考え方は柔軟に、変わる世の中に乗って生きていく。決して、悪いことでは無いのです。
テレビドラマの「死役所」を全部一気に見ました。最後に「シ村さん」の経緯が途中で終わっていますね。漫画の方でも結論が無いままのようですので、シーズン2とか3とか番組が続きそうな感じもします。
「シ村」さんが成仏しないで死役所にお勤めなのは、自分の娘を殺害した相手と出会うまで待っているのでしょう。娘が死亡した経緯が書かれたファイルを見ている訳ですから、誰が殺害したのかを知っているのです。
そうなると作者さんが結論を出さない限り延々と続編を続けられる。外国のドラマシリーズもいつまでも終わらずダラダラと続編を続けていますよね。そのうちに作家が迷いに迷って結論づけできなくなる。そのうちに「まだやってるの?」と視聴者に飽きられる前に結論は早い目に出した方が良さそうな気もします。