運勢鑑定|幸不幸はモノの考え方ひとつ
偶然、youtubeのおすすめ動画に出てきたのが映画「ゲンと不動明王」の一場面。故 三船敏郎
が演じる不動明王が子ども(ゲン)を紐で引っ張って、同じ年頃の子ども達の生活ぶりを見せていく場面。
「この広い世の中には、お父さんもお母さん(中略)がいない子ども達が沢山いる。彼らは泣いたりなんかしない」
場面は、一生懸命働く子ども達のシーンが流れる。
パン屋で一生懸命働く子、出前を持って自転車で走る子、裸足で花束を売り歩く子・・・。
お金持ちで何不自由なく暮らしているのに病弱で命尽きる子。
動画はここで終わってしまうのですが、たぶん主人公の男の子が「自分ばかりが辛い思いをしている」とか「世の中で自分が一番不憫」みたいなことを感じて口にしていたり、思い悩んだりしていたのかなと。
しかし、子どもならば自分から世間の事実(他所の子ども達の暮らしぶり)を知ることをしなければ一切、分らないことです。
そのことを夢の中にあらわれた不動明王が荒技だが教えてくれた。
興味深い映画のワンシーンでした。