鑑定事例|運を上げるのは自分次第
「~してくれなかった」とか「~はずだったのに」と言ったことは、ほとんど人任せで自分で何かを努力したり変えていったりしない人あるあるの話。
今回、取り上げた親族間の事件は、店主が従業員との関係。被害者は店主で、加害者は店主の従兄弟?か不明ですが同じ姓ですから親族なのでしょう。
知り得る情報から鑑定してみたのですが、
店主は、一度決めたら真っ直ぐで努力家、客商売で必要な接客力、円滑な人間関係に必要な運は持ち合わせているようです。でも、常にゴールは無くて馬車馬のように走り回っていないと燃焼してしまう感じ。
容疑者の方は典型的な天地人の「人」が無い。人の数倍努力しようが実りにくい(実ってもしんどい、辛い)のと、そういった中でプラス思考でなんとか頑張ってどうにかしようと行動するならともかくですが、ひとつ踏み外したらガタガタガタ・・・。そのくせ、あることないこと気にする割りに「あ~でもなければ、こ~でもない」といった天邪鬼さも。そもそも事故事件系絡みの運を持ち合わせている。
二人に共通するのは「暖簾」。お店の暖簾でも想像して欲しいのですが、布が真ん中で割れてプラプラと風になびいている。互いに、どこか噛合わない、暖簾に腕押し。
正面から向かっていってもまるで手ごたえがなく、拍子抜けすることのたとえ。また、いくら言っても誠実に受け答えせず、らちがあかない。
「わざわざ、言わなくても分ってくれるよね、気持ち」
「こいつ、何考えているのかサッパリわかんね」
別に運が良かろうが悪かろうが、意思表示はハッキリしないと相手に伝わらないし、勝手に自分の気持ちを判断されて誤解されまくっているかもしれないものです。
二人の相性は、常に空間に漂っていて、ビューンと調子が良いかと思えば、底なし沼へドーンという感じ。良い時と悪い時が極端とも言えます。
被害者が従業員を見かねて雇ったのかどうか知りませんが、残念な結果になってしまったようです。